シェパード 訓練
シェパードにおこなう訓練には、どのようなものがあるのでしょうか?
1)日常生活で必要なしつけの訓練、
2)主従関係を築く服従訓練、
3)競技会などに出場するための高等訓練
の3種類に分けて考えてみましょう。
シェパードに限りませんが、犬を飼うに当たって、これだけは教えておきたいコマンドというものがあります。
それは、“ハウス”、“スワレ”、“フセ”、“マテ”、“オイデ”です。この5つをマスターしておけば、日常生活で大きな支障が出ることはないでしょう。その他、食事やトイレ、留守番のしつけもありますが、シェパードの場合それほど難しくはないと言われています。主従関係を築くために有効なのは、服従訓練です。シェパードには特に服従訓練が良いとされています。
具体的には、
- 犬が常に人に従って歩くようにするリーダーウォーク、
- 犬の体を拘束して弱点である口をさわるホールドスティール&マズルコントロール、
- 体のどこをさわっての抵抗しないよう訓練するタッチング
の3つです。特にリーダーウォークは主従関係を築く基礎となります。
高等訓練とは、
各種高等訓練の受験や
競技会への出場、
または警察犬・災害救助犬になるための専門的な訓練をすることです。
内容は必要科目などによって違います。
シェパードが持つ特性を存分に開発できる楽しみがありますが、普通の家庭犬であればここまでの訓練が絶対に必要なわけではありません。