グレートピレニーズ>グレートピレニーズ 手入れ
グレートピレニーズは比較的多く手入れが必要な犬種です。特に大切なのは、あの豊かな被毛の手入れです。グレートピレニーズの毛は長い上、下毛と上毛の二重構造になっているので、毎日ブラッシングやコーミングをしてむだ毛や抜け毛を取り除いてあげましょう。特に春から夏にかけては毛の生え変わる換毛期なので、念入りなケアが必要です。室内で飼っている場合はお部屋の掃除が大変になるでしょう。
グレートピレニーズの耳は垂れ耳なので、中をふさいで蒸れやすくなっています。10日に1度は耳掃除をしてあげましょう。自宅でもできますが、強い悪臭や過剰な耳垢、炎症などが見られた場合は、獣医さんに相談するのがよいでしょう。
グレートピレニーズには狼爪があります。山岳地帯を歩く際の滑り止めとして役立つ狼爪ですが、一般家庭で飼っていると摩耗せずにのびすぎてしまいます。のびすぎると巻き爪になって足を傷つけてしまいますから、適度に切るようにしましょう。
それ以外に気になるのが、よだれです。グレートピレニーズは大変よだれの多い犬なのです。気にならない飼い主ならともかく、気になる人は部屋や他のペットがよだれまみれにならないように、普段からよだれかけをしておくことをおすすめします。