モーツアルト

【ピアノソナタ第11番 K.331 イ長調 “トルコ行進曲付き”】解説2

 

 

 

モーツアルト

 

モーツアルト作曲ピアノソナタ第11番 K.331 イ長調の第1楽章の初めは、非常にシンプルで子守唄のような可愛らしい主題が提示されます。私は、このメロディーを初めて聴いた時にピアノを習おうと決意した、非常に思い入れのある曲です。洗練された音の美しさが際立つ主題。

 

第1変奏では、動きのある軽やかなテンポと共に曲が進んで行きます。

 

 

 

 

モーツアルト

 

第2変奏に入ると、また一段とムードが明るくなり、子供が無邪気にはしゃぎまわっているような様子さえ彷彿させます。16分3連符が休む事なく、左手で演奏され、右手は軽やかにメロディーを奏でます。

 

第3変奏で、一段と表情を変えます。イ長調で始まった曲ですが、イ短調に変わります。悲しさがありながらも、美しさが込められた他の変奏曲と比べてユニークな部分です。

 

 

 

モーツアルト

第4変奏では、左手と右手をクロスさせて演奏する技法が用いられます。視覚的にも観客を喜ばせるようなテクニックをモーツアルトは、上手く入れたかったのかもしれません。

 

第5変奏で、元の穏やかなテンポに戻り、先ほどのアクロバティックな演奏とは随分と違った曲調に変わります。穏やかな音符の数々は、早朝に小鳥が気持ちよくさえずっているかのような、そんな美しさを感じ取ることができます。

 

第6変奏でまたテンポはアレグロに戻り、軽快で明るい曲調へと変わります。右手と左手、それぞれが重要なメロディーをもち、聴いていると一見2つのピアノが会話でもしているかと錯覚してしまいそうなほど。

 

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