ベートーベン 葬送

ベートーベン ピアノソナタ第12番イ長調 作品26「葬送」解説1

 

 

 

ベートーベン 葬送

 

”葬送”と付けられたタイトルを見て、どんなことを想像しますか?

 

このピアノソナタは、1800年−1801年頃に作曲されたものと考えられ、ちょうどベートーヴェンが初期から、中期へかけての変化を遂げたといわれる重要な作品の一つです。なぜかというと、このソナタは今までの型にはまったソナタ形式で書かれていないからです。

 

 

 

ベートーベン 葬送

 

ピアノソナタ葬送の構成は、全てで4楽章。
第1楽章は主題と5つの変奏による変奏曲、
第2楽章でスケルツォという舞踊形式で書かれた曲にうつります。第3楽章は、葬送行進曲。
第4楽章は、対位法で書かれたトッカータ風の楽章でフィナーレにもってくるというのは、とても珍しい形式。ソナタというより、組曲といったほうが正しいでしょうか。

 

この時期は、ベートーヴェンの若き頃、作曲に対する強い情熱が入りはじめていったころだったのかもしれません。ハイドンやモーツアルトの形式から、脱却し、革命的なことに挑戦しようとする試みが、この曲には非常に強く現れています。

 

そして、このソナタはショパンが特に愛した作品の一つであり、ショパンのピアノソナタ第2番の3楽章に出てくる葬送行進曲はこのソナタを強く意識して書かれたものだとも、考えられています。

 

さて、次のページからは、このピアノソナタ第12番 イ長調 作品26 「葬送」について更に詳しく説明していきます。

 

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