ベートーベン ピアノソナタ熱情

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ベートーベン ピアノソナタ

さて、この「ソナタ」。ベートーベンのピアノソナタの数は、32曲にも及びます。その中で、

  • 第8番「悲愴」、
  • 第14番「月光」、
  • 第23番「熱情」

を通称“ベートーベンの三大ピアノソナタ”として呼ばれています。この呼び名をつけたのは、ベートーベンではなくレコード会社ですが、この三曲は32曲の中でも、かなりの完成度、そして充実度を持った曲だと言えます。

 

さて、今回はベートーベン中期の最高傑作の一つとして知られている「熱情」について、少しだけ紹介させて下さい。この曲は、1804年から1806年。同時期に、ベートーベンは交響曲第5番の作曲に取りかかっており、この交響曲の4つの音の動機である“ダダダダーン”(運命のモチーフ)は、第1楽章の中で低音域に現れ、メロディーとともに重要な役割を果たしています。

 

 

 

ベートーベン ピアノソナタ

「熱情」…皆さんは、これを聞いて、どんなイメージを思い浮かべますか。

 

絶えず、燃え続ける炎のような熱い心、情熱…そんなものでしょうか。

 

その文字通り、この曲はマグマのように沸き上がる、そんな熱い情熱に満ちています。まるでピアニストの指先から、いつ炎が出てもおかしくない位の激しい箇所も、何度も登場します。

 

 

ベートーベン ピアノソナタ

そもそも、熱情というタイトルはベートーベンが考案したものではなく、ハンブルグの出版屋であったクランツによるものです。同時期に作られていた、運命交響曲と共通して、どちらも激しい情熱的な内容が曲調に表されている為、今日でもこのタイトルで通用しています。

 

では、ベートーベンは何故このような曲を書いたのでしょうか?

 

当時、作曲家というのは貴族のような富裕層の人から、依頼され、その人達の為に曲を書くのが中心でした。メロディーが天から降ってきて、楽譜にした…というケースも勿論ありますが、基本的には貴族の方達に捧げるものが主流でした。

 

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