ベートーベン 交響曲第9番

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ベートーベン交響曲第9番

このベートーベン交響曲9番は後に
ベルリオーズ、シューベルト、ブラームス、メンデルスゾーン、リスト、マーラー、ショスタコーヴィチ等、沢山の著名作曲家に大きな影響を与えます。

 

このベートーベンの交響曲第9番があったからこそ、今で言う“ロマン派”と呼ばれる時代に進むことができたのでしょう。

 

第一に、ベートーベンの楽章の組み合わせ方を見てみましょう。

 

 

 

 

 

ベートーベン交響曲第9番

彼は、これまでに一般的でない組み合わせをつくりました。大抵は、第1楽章がソナタ、2楽章はスローで美しい楽章、3楽章でメヌエット、最終楽章がソナタやロンドで軽快に。というのが、一般的に呼ばれる交響曲の形式です。

 

ただ、ベートーベンは、この交響曲では第2楽章と第3楽章を白黒反対にしました。第2楽章がスケルツォで速く軽快である代わりに、3楽章に静かでゆっくりとした楽章を持って来たのです。

 

 

 

 

 

ベートーベン交響曲第9番

そして極めつけは、最終楽章に4人の独唱とコーラスを導入して、合唱付きの交響曲に仕上げたのでした。

 

ベートーベン以後もベルリオーズ、リストなどが交響曲で声楽を使うようにもなりましたが、これが一般的に普及するようになったのは、マーラーの“復活交響曲”が作曲された頃、すなわちベートーベンの交響曲第9番が初演されてから、約70年後からでした。

 

 

 

 

ベートーベン交響曲第9番

楽章構成の他にも、ベートーベンの用いた楽器構成も特筆すべき所です。これ以前には、ティンパニ以外の打楽器(シンバル、トライアングルなど)を交響曲に使用することはほとんどありませんでした。

 

色々な面で、この曲は当時型破りだったのです。それでは、きっとベートーベンが、クラシック音楽がウィーンではもう流行っていないことを知っていて、新しい音楽を生み出さなければいけないという指名を感じていたためでしょう。

 

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