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初めて犬を飼う時の心構えや準備には、どのようなものが必要なのでしょうか?
まず、本当に犬を飼いたいのか、飼える環境なのかを考えてください。いちど飼い始めると、15年は一緒に暮らすのです。最期まで看取る覚悟と能力が自分にあるか、よく考えてからにしましょう。
それでも飼う!と決まったら、犬種選びです。初心者でも飼いやすい小型犬がおすすめですが、好みや相性もあるので実際にショップに行って抱かせてもらうなどしましょう。ただ、好きだからといっても最初からしつけの難しい大型犬などは荷が重すぎます。
また、つい「この犬種はこういう性格」と決めつけてしまいがちなのですが、必ずしもあてはまるとは限らないので注意が必要です。人それぞれ個性があるように、犬にも個々の性格の違いがあるのです。「女の子はおとなしい」という情報も同様です。
お金のことも忘れてはいけません。費用は犬自身だけでなく、ワクチン、ケージ、えさ入れ、リード、おもちゃ、えさなどにもかかります。病気にかかれば病院代、保険に入るなら保険料が必要です。真夏には人が留守でも犬がいるならクーラーがないとつらいので、光熱費も多少アップするかもしれません。
犬の健康と公衆衛生のために、ワクチンは必ず受けましょう。狂犬病だけでなく、フィラリアとジィステンバーもかかりやすくて怖い病気です。